ゴールデンウイークを目前にして暖かい日が増え、季節は初夏に移ろうとしていますね。
緊急事態宣言が発令されてから3週間、感染が市中に広がり始めてからは、もうすぐ2カ月が経とうとしています。
福岡県内では少し減少している印象も受けますが、まだまだ油断はできません。
宗像市でも少しずつ感染症例が出ており、当院も日に日に感染対策についての厳重さを増してきています。
当院では、外にプレハブの小屋を作りました。
発熱・風邪症状のある方はこちらで診察させていただいています。
風邪症状のある方で受診をお考えの方は、まず電話をしてもらい、診察が必要との判断になったら、11時~12時、または15~17時の時間にこちらの部屋で対応しています。
内部はこんな感じになっています。
院内の設備も養生シートで覆ったり、採血後の止血バンドも使い捨てになりました。
今までは感染対策としては使い捨てが当たり前でしたが、現状ではそれが叶わず、洗って繰り返し使用可能な布製品が着目されてきています。
しかし、最近ではガウンや帽子は布製ですらも品薄になってきている状況なので、代用品やアイデア勝負の手作りで感染予防をするしかありません。
当院でも、手に入るものでスタッフのアイデアと技術を集結させて、なんとか、今できる感染対策を日々模索しています!
受付の仕切りのアクリル板や、感染対応室のボードはDIYの得意な院長の手作りです!
マスクやフェイスシールドはスタッフが手作りしました。
特に、フェイスシールドの完成度には自信があります!着け心地も快適です。
医療機関の方やスーパーのレジなどされている方でフェイスシールドが必要な方は、こちらを参考に作ってみてください。
この状況になって、スタッフの意外な特技が発揮されてきました。
みんなで力を合わせると、出来ないと思っていたことも可能になり、まだがんばれると勇気をもらえます。
みなさんも、いつか今まで通りの生活が戻ることを心待ちにしながら、今の困難な状況を工夫してうまく乗り切っていきましょう!
上野循環器科内科医院 看護師 中島