• お気軽にご来院・ご相談ください。
  • FAX:0940-33-3614
  • 福岡県宗像市須恵1丁目16-19

聴診器

choushinki

MENU

月報「聴診器」2月号発行しました!

月報 「聴診器」 2022/02/01

1月中旬から始まった新型コロナ感染症の第6波は今までにない大きな波になっています。宗像市でも膨大な感染者が続出しています。医療従事者が濃厚接触者になったり検査キットが不足するなどで、発熱外来を休止する医療機関も出てきています。当院では何とか発熱外来を継続していますがキャパシティーをオーバーしつつあり、スタッフの疲労も限界に近づいています。発熱外来では感染対策を行いながら診療を行うため一人ずつに時間がかかります。このため、通常の診療の合間に発熱外来を行わざるを得ません。発熱外来が多くなれば、通常の診療がおくれてしまいます。待ち時間が長くなりお叱りを受けることがありますが、地域医療を崩壊させないためにご理解をお願いします。待ち時間の関係でかかりつけ医を変更されたい方は遠慮なく申し出てください。他院をご紹介いたします。

新型コロナウイルスワクチン3回目接種は、対象となった人から順に自治体から接種券付き予診票が送付されています。接種券付き予診票が届いたらコールセンター(0120-201-685)に電話して予約をしてください。ただし、市外の方については住民票がある自治体でしか接種を受けられませんのでご注意ください。

 

29 脂質異常症2 ④検査

今回は脂質異常症の検査を説明します。脂質異常症の検査は、血液検査と動脈硬化の検査に分けられます。血液検査では中性脂肪、LDLコレステロール、HDLコレステロールを測定します。また、糖尿病の有無は治療目標値に影響を与えますので血糖値やHbA1cも測定します。二次性高コレステロール血症のチェックも必要です。代表的なものは甲状腺機能低下症なので、甲状腺機能を測定します。ネフローゼ症候群という腎臓の病気でもコレステロールが上がります。このため、検尿をして蛋白尿のチェックをすることもあります。

今の動脈硬化の程度を把握する検査では、脈波測定と頚動脈エコーなどがあります。脈波測定は手足の血圧を同時に測定し動脈の硬さと詰まり具合を調べる検査です。手足の血圧と同時に心臓の音も調べ大動脈弁が閉まる音が手足の血管にどれぐらいの速さで伝わるかを調べます。動脈が硬ければ音は早く伝わるし柔らかければゆっくり伝わります。血管の硬さは年齢に比例しますので簡易的に血管年齢も分かります。この検査では手足の血圧を同時に測定します。動脈硬化が進行して、手や足の動脈が狭くなっていれば、狭くなった部位の血圧が下がります。手足の血圧を同時に測定することで、手足の動脈の狭窄がチェックできます。

頚動脈エコー検査も有用です。動脈硬化が進めば動脈の壁が厚くなっていきます。エコー検査では首の動脈を観察して、壁の厚さを測定します。正常では動脈の壁は0.8mm程度ですが、動脈硬化が進行すれば厚くなってきます。患者さんによっては、一部だけボッコリ肥厚しています。このボッコリをプラークと呼びますが、エコーではプラークの形や大きさ、破れやすさなどを調べます。中には血管が詰まりそうになっている方もいて、びっくりすることもあります。

これらの検査は体に負担をかけずに出来る検査です。経過観察のために、採血と同じように繰り返しできるところが便利ですね。

 

 上野循環器科・内科医院  上野一弘

発熱や風邪症状のある方は、来院前に電話でご連絡をお願いします。

お電話
WEB予約