• お気軽にご来院・ご相談ください。
  • FAX:0940-33-3614
  • 福岡県宗像市須恵1丁目16-19

心臓リハビリについて

Rehabilitation

MENU

心臓リハビリテーションとは?

About

r-01
r-02
r-03
r-04
previous arrow
next arrow

 心臓病の患者様に運動というと、「大丈夫?」と思われる方が多いのではないでしょうか。実際に1940年頃までは、心筋梗塞の患者さんは、心破裂を避けるため8週間に及ぶベッド上での安静を強いられていました。そのため、体力は低下し、リハビリテーションを行わないと社会復帰が難しい現状がありました。それが、心臓リハビリテーションの始まりです。

 その後、心臓病の治療法が進歩するにつれ、心臓リハビリテーションが、社会復帰への橋渡し以上の意義があることが、知られてきました。 現在では、心臓病の治療は心臓リハビリテーションのような、運動療法と生活指導を軸としたものを、主な治療に位置づけています。症状がとりのぞけない場合に、追加治療として手術やカテーテル治療を行うべきだと考えられるようになってきています。

 心臓リハビリテーションは、心臓病の患者様が、低下した体力を安全なやり方で回復させ、自信を取り戻して生活できるようにするための運動療法や生活指導を軸としたプログラムです。

心臓リハビリテーションの効果

Effect

  • 1. 運動能力が増加することによって、楽に動けるようになる。
  • 2. 気持ちよい汗をかくことによって、不安やうつから解放される。
  • 3. 運動することによって、酸素の取り込みがよくなる。
  • 4. 狭心症や心不全の症状が軽くなる。
  • 5. 生活習慣病の危険因子(血圧、血糖値など)がよくなる。
  • 6. 血管内皮機能(血管が自分で広がる能力)がよくなり血液の循環がよくなる。
  • 7. 自律神経のバランスや働きがよくなることによって、血圧や脈拍が安定し、不整脈が起きにくくなる。
  • 8. 血液凝固因子が安定し、血栓ができにくくなる。
  • 9. 心筋梗塞の再発や突然死が減り、死亡率が減少する。(3年間で約25%低下)
  • 10.心不全の死亡率や再入院率が減少する。

心臓リハビリテーションは、死亡率を約56%減少させ、再発を約28%減らすとされています。

*心臓リハビリテーションの効果は、すべて日本心臓リハビリテーション学会のHPより引用しています。

対象疾患

About

  • 心筋梗塞
  • 狭心症
  • 開心術後
  • 大血管疾患(大動脈解離、大血管術後)
  •  
  • 慢性心不全
  • 末梢性下肢閉塞性動脈硬化症など

スケジュール

Schedule

当院では、心肺運動負荷試験の結果をもとに、医師が運動処方を作成します。運動処方に基づいて、心電図モニターで管理しながら、個人個人にあった運動プログラムを行います。運動プログラムは、5ヶ月間ですが、ご希望に応じて、継続することも可能です。

スケジュール スケジュール

1日の流れ

Flow

器具紹介

Equipment

meter01
meter02
previous arrow
next arrow

自転車エルゴメーター

有酸素運動として効率よく体力が向上するためのトレーニングができます。転倒防止に大きく貢献していると考えられている大腰筋が鍛えられます。

ステップマシン

連動式のアームとペダルで、全身運動、上下肢の個別運動が行えます。10段階で負荷の調節が可能です。

電動パッシブトレーナー

上肢・下肢での同時運動・個別運動を電動アシストにより実施します。 腕と脚の伸展・屈伸ができます。

リカンベントエルゴメーター

背もたれにもたれかかった状態で自転車を漕ぐので、腰や背中への負担を少なくして運動ができます。モニター画面の中で、風景が流れたり、YouTubeなどの映像がみれるタイプもあります!

トレッドミル

流れるベルトの上を歩行します。スピードや角度は調節しながら行えます。外で歩行するより、一定の速度を保て、ベルトの上を歩くので、膝や腰への負担が少ないという利点があります。

心臓リハビリテーション施設UP

Up

心臓リハビリテーション“UP”は、2015年4月2日、 上野循環器科・内科医院の心臓リハビリ専門施設と して開設いたしました。“UP”(アップ)とは、体力UP、 生活の質のUPなど心臓リハビリを通じて、患者様が 社会的にも精神的にも向上(UP)されることを期待して 命名しました。また、“UP”は、Unlimited Potential (無限の可能性)という意味も兼ねています。患者様がよりよい生活が送れる可能性を引き出すお手伝いができればと考えております。 当施設は、診療所での施設基準(20㎡)の約4倍の広さがあり、大きめの窓、天井を高くすることで、開放的な空間をつくりました。患者様がゆったりとした気持ちでリハビリを継続していただければ、幸いです。また、リハビリ室の床は、体育館に使用する床材を用い、運動するのにより適した作りになっております。 施設内は、清潔感のある白を基調としております。ステンドグラスをいろいろな場所に施すことで、やわらかいイメージに統一しました。リハビリ室の上窓には、四季を彩ったステンドグラスが4枚あり、患者様が、リハビリに来るのを楽しみにしていただけるような、空間づくりを目指しています。

施設紹介

UP

UP通信

UP

発熱や風邪症状のある方は、来院前に電話でご連絡をお願いします。

お電話
WEB予約