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  • 心臓リハビリテーション指導士に合格しました!

    当院の看護師が、今年の心臓リハビリテーション指導士試験に合格しました!

    心臓リハビリテーション指導士とは、運動療法だけでなく、食事療法、服薬管理など、患者さんの自己管理が自ら進んで出来るように支援・指導するスペシャリストで、心臓リハビリテーション学会が認定している資格です。

    医師・看護師・理学療法士などの資格を持った人たちが受けられる試験ですが、合格率は全体で60-70%程度。

    看護師の合格率は、44%だそうです。

    まず事前に10例の症例報告(自験例報告)を提出し、それが通れば受験申請が可能となます。
    その後、2部制の講習会を受けてから試験が実地されます。

    今回の試験は、新型コロナウイルス感染症流行により、昨年の試験が延期され、2年越しの受験でした。

    今年は何とか試験は行われましたが、講習会も試験もオンラインで開催されため、すべて自宅で臨まなければならないという、環境的にもとても厳しい状況だったと思います。

    そんな中、見事合格したことは本当にすごいことだと思います。

    これで、当院の心臓リハビリテーションUPの心臓リハビリテーション指導士は、院長を含め計3名となりました。

    心臓リハビリテーションUPも開設して7年目となりましたが、年々専門性を高め、レベルUPしていけたらと思います。

     

     

    上野循環器科・内科医院  中島

     

     

     

     

  • 救急訓練を行いました。

    9月9日は救急の日、ということで、当院は毎年9月に救急訓練を行っています。

    毎年、心臓マッサージの練習と、具体的な場面を想定したシナリオを作り、実際の動きのシミュレーションをします。

    今年は新型コロナワクチンの接種開始前にも、ワクチンによるアナフィラキシーショックを想定した訓練をしました。

    その際に気管内挿管を行う場面も取り入れたのですが、アナフィラキシー対応の全体の大まかな流れを把握する程度だったので、今回は気管内挿管の手技をきちんと確認する目的で行うこととなりました。

    今回のシナリオは、

    体動時の息切れと倦怠感を主訴に妻と一緒に来院した、初診の高齢患者さん。
    来院時より酸素飽和度が低下しており、心不全増悪を疑い心電図やレントゲンの検査をするも、
    発熱があり新型コロナ感染も疑われる。
    隔離して対応中、徐々に呼吸状態が悪化、気管内挿管までを要した。

    という想定の下、ダミーの人形を使い、実際の器具を使用しました。

    前回のアナフィラキシー対応の訓練の後に新たに購入した、ビデオ喉頭鏡も実際に使ってみました。

     

     

    ICU勤務経験があり、今でもACLSという二次心肺蘇生法の研修を定期的に受講しているスタッフが中心になって行いました。

    病棟勤務していた頃とは手技も道具も変わっていたり、そもそも忘れていることが多かったり、やってみたら思い出してくることもあったりと、色々と新しい発見がありました。

    また、新型コロナウイルス感染が否定できない中で、感染対策を取りながらの救急処置には、様々な課題も浮き彫りになりました。

    当院ではこれまでに気管内挿管までに至ったことはありませんが、いつかは起きることかもしれません。

    これからも、いつ誰でも気管内挿管を行えるよう、最新の知識と道具を常に更新しながら、どんな状況にも対応できる準備を行っていきたいと思います。

     

    上野循環器科・内科医院  
    看護師 中島

     

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